2018年5月23日水曜日

草むしりのコツは全部で5つ

 普段草むしりはどのように行っていますか?
草むしりには5つのコツがあります。
1. 草むしりに最適な時期を選ぶ
2. 準備、装備をしっかり行う
3. 草むしりは狭い範囲、目立つところから確実に
4. 地面を湿らせる
5. 草が生えにくくなる対策をする

【草むしりのコツ1】草むしりに最適な時期を選ぶ
 雑草は、大きく分けて「一年草」と「多年草」の2つ
 があります。雑草の種類と特徴を把握し、それぞれに
 適した時期に草取りをするのもコツのひとつです。
 それぞれの草むしりに適した時期をみてみましょう。
一年生雑草
 一年生の雑草にはさらに2つの種類に分かれます
 1. 春雑草:春に発芽して秋に枯れるもの
  → 芽が出始める時期は、まだ雑草自体の背丈も小さく、根も強く張って
  いないため比較的簡単に抜くことができます。芽が出始める春に草むしり
  をすると良いでしょう。
 2. 秋雑草:秋に発芽して冬を越し、春や夏に枯れる越年性の種類
  → 秋に発芽した後を狙って草むしりを行いましょう。涼しくなって作業
  しやすい日を狙うと良いですね。
  発芽し成長後、多くは一定期間で枯れますが、地に張った根は生きています。
  翌年になると生きている根や地下茎から芽が出て、再び生い茂ります。
  こういった雑草は草むしりをする最適な時期というのはありません。草むし
  りの際は根本からしっかり抜く必要があります。
  また、大きく生い茂ってからでは根が張って引き抜くのもひと苦労です。
  生え始めの早い時期に処理した方が抜くのも楽です。生え始めの芽が小
  さいうちに意識して抜くようにしましょう。
【草むしりのコツ2】準備、装備はしっかりと
 草むしりに必要な道具を揃えて、服装等の装備もチェックしておきましょう。
 草むしりの道具
 鎌、スコップ、できればクワなどもあると作業がはかどります。範囲が広い
 場合は草刈り機などを利用するのも手です。
 これらの道具は園芸店やホームセンターなどで揃えることができます。
 最近では100円ショップでも草むしり用の道具が販売されています。お手頃
 な価格で道具を揃えたい場合にはおすすめです。
 虫刺され予防にもなるので、長袖、長ズボンの服装で行いましょう。また夏場
 に作業する際は帽子をかぶり、熱中症を予防しましょう。
 草を素手で握って力をかけると、草によっては手を切ってしまったり、かぶれ
 が起きたり、棘が刺さってしまう恐れがあります。軍手やガーデニンググローブ
 をはめるようにしましょう。
 適度な休憩を挟み、水分補給もお忘れなく。
【草むしりのコツ3】草むしりは狭い範囲で目立つ場所から!
 3つ目のコツは「狭い範囲から始める」こと。これは、手っ取り早くきれいに
 なったことを実感でき、達成感を得られるためです。
 草が目立つ場所から取り掛かるのも良いですね。玄関に続く石畳などは、隙間
 から生えた雑草が目立つもの。雑草が目立つ部分から取り掛かると、きれいに
 なったのが分かりやすいのでおすすめです。
 きれいになったことを実感できるとモチベーションも上がりますね。一度きれい
 になると、その状態を保つためにこまめに草むしりをする意識が持てるようにな
 るかもしれません。
【草むしりのコツ4】地面を湿らせる
 草むしり前に水を撒くなどして地面を湿らせておきましょう。雨が降った次の日
 に草むしりをするのもおすすめです。水を撒くことにより地面が柔らかくなり、
 草を、抜きやすくなりますよ。スッと草を抜くことができると、作業も捗りそう
 ですね。
【草むしりのコツ5】草が生えにくくなる対策をする
 草むしりが終わったら、そのままの状態を保ちたいと思うのが本音ですよね。
 草を生えにくくするには、どうしたら良いのでしょうか?
 除草剤を撒く
 薬剤を撒き、草が生えないように予防します。園芸店やホームセンターなどで
 様々なタイプの除草剤が販売されています。ご自宅に生えやすい雑草の種類に
 合わせて選びましょう。しかしペットを飼っていたり、小さなお子さんのいら
 っしゃる方など、強力な除草剤を使用したくないという方も多いですよね。
 そんな時はどうすれば良いのでしょうか?
 除草剤を使用したくない場合
 除草剤を使用したくない場合は「熱湯をかける」方法があります。
 雑草が生えている部分に熱湯をかけると、数日で雑草が枯れていくそうです。
 ただし、地上の雑草を枯らすのには有効ですが、根っこの根絶までは難しいようです。
 このために熱湯を沸かすのはもったいないと思うようでしたら、麺類のゆで汁等を
 活用するとよいかもしれませんね。
 また、除草シートや砂利(園芸用)を敷くことで、日光を遮断して雑草が生えるの
 を抑制してくれます。黒いビニール袋で地面を覆って光を遮るのも、除草効果を期待
 できるそうですよ。
粒剤タイプと液剤タイプ
 除草剤には、粒剤タイプと液剤タイプの2種類があります。粒剤タイプの特徴は、広
 い範囲の除草をするのに適しており、長期間除草の効果が続くので、広い庭や駐車場
 などにオススメです。また、液剤タイプの特徴は、即効性があり、土の中に除草剤が
 残りにくいので、ペットが歩く可能性がある庭には安心して使えます。いずれも、天
 候の悪い雨が降るような時に散布すると、除草剤が流れてしまって効果が半減します
 ので注意が必要です。
取り扱う時の注意点
 除草剤は、直接肌に触れると危険ですので、必ずゴム手袋を着用して取り扱います。
 除草剤を散布する時には、散布した物を吸い込まないように、マスクを着用するよ
 うにします。規定以上の量を使用しないように、除草剤の取り扱い説明書に従うよ
 うにします。使用後は、余った除草剤を川や用水路に流さないようにしましょう。
 また、小さな子どもやペットなどが誤って口に入れてしまわないように、手の届く
 範囲に保管しないようにしましょう。



共有する

  Twitter   Facebook   Favorites  More