2017年12月26日火曜日

ノンアルコールビールでも飲酒運転になるの?

ノンアルコールビールでも飲酒運転になるの?

運転をしなければならないけど、ビールを飲みたい!
そんな欲求を叶えてくれるのが、ノンアルコールビール
です。果たして、このノンアルコールビールはいくら飲ん
でも本当に飲酒運転にならないのでしょうか。
ノンアルコールビールはビールテイスト飲料といわれて
いるもので、アルコール度数が1%未満で酒税法上「酒
類」に属さないビール風味の飲み物です。現在、国内外
各メーカーからこのノンアルコールビールが発売されて
います。しかし、このノンアルコールビールですが、完全
なアルコール0%のものから0.1~0.9%の微量のアルコールを含んで
いるものまで様々な商品があるが現状です。アルコール0%のもので
あれば、飲んでもアルコールは検出されませんが、微量のアルコール
を含んでいる商品を短時間に大量に摂取すると、体内のアルコール
濃度が上昇する可能性があります。そのような状態でクルマを運転
すると、酒気帯び運転、酒酔い運転にあたる場合があります。道路
交通法によると、呼気中のアルコール濃度が0.15mg以上検出された
場合には「酒気帯び運転」、そして検出した数値に関わらずアルコール
の影響により正常な運転ができないおそれがある状態にある場合は
「酒酔い運転」になると規定とされます。結論として検出されたアルコ
ール濃度が低くても,飲酒運転と判断されてしまうケースもありうるのです。
呼気中にどの程度アルコールが検出されるか、アルコールが運転にどの
ように影響するかは、摂取したアルコールの度数及び量のみならず1人1人
の体質やその日の体調等によって大きく変わります。ですので、ノンアルコ
ールビールといえど油断はできません。どうしても、ノンアルコールビールで
喉を潤したいときはアルコール0%の商品を探してください。

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