2017年8月4日金曜日

蒸し暑い夏の快適方法等について

まずは熱中症対策                                                                                      
①熱中症を知る                                                                                                
  熱中症とは
  通常は、熱い環境や激しい運動などによって体温が上がると
  汗をかくなどして体内から熱を逃がし、体温を一定に保ちます。
   熱の放出がうまくいかず、体に変調をきたした状態が熱中症です。
  起こる現象
    体内の水分や塩分不足により内臓や脳をめぐる血流が不足す
    ると、めまいや立ちくらみ、こむら返りなどが起ります。
    さらに進むと頭痛や嘔吐、倦怠感、意識障害などもみられます。
 ②熱中症になりやすい人を知る
  年代別の危険度
   代謝が活発で脱水を起こしやすい乳幼児と、もともと体内の水分
   量が少なく、暑さやのどの渇きを感じにくい 高齢者は、水分が
   不足しやすく、熱中症の危険が高まります。
  リスクと身体的状況
   糖尿病で神経や血流の障害が生じてる人、腎臓病、心臓病、
   精神疾患の人は、体温調節機能が低下することがあります。
   筋肉が少なくて発汗効率が悪く、脂肪が多い肥満の人も要注意。
 ③熱中症になりやすい場面を知る
  炎天下の屋外
       ※炎天下でのスポーツ、山登りなどの野外活動、肉体労働をしてる
    時などに発生しやすくなります。草むしり、停留所でのバス待ち、
    自転車に乗っているとき、散歩中になる場合もあります。
  室内でも要注意
   暑くてもエアコンをつけずに窓を閉め切っていると室内は高温多湿
   になり、熱中症の危険が高まります。また、 たとえ短時間でも、室温
   の上がりやすい車内に子供を放置するのはきけんです。
 ④正しい水分摂取法を知る
  こまめに水分補給
   普段の生活をしていても、この時期は知らず知らずのうちにじわじわ
   と汗をかいています。のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を取り
   ましょう。起床時や入浴後も忘れずに水分摂取を。
  水分の種類を選択
   通常の水分補給は水やお茶、ジュースなどでよいのですが、大量に
   発汗したときや熱中症の危険を感じたときなどは、塩分と糖分を含ん
   だスポーツ飲料や経口補水液が適してます。
  応急処置法を身に着けよ     
   声をかけて状況確認
    声をかけたが返事がない、飲み物を渡したけれどむせて飲めない
    といったときは、意識障害が起きていると思われます。生命の
    危険が迫っているのですぐに救急車を呼びます。救急車が来るま
    での間次の応急処置を行います。
  涼しい所で体を冷却
   涼しい場所に移し衣服をゆるめ、自分で飲める場合は、水分を補給。
   タオルなどを利用して、あおいで風を送り、首筋や脇の下、鼠蹊部を
   氷で冷やします。意識があるときも同様の処置を行い、症状が改善
   しないときは医療機関へ。
                                     
                        

                  健康情報誌から

   

   





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