2017年8月23日水曜日

シミ取りの裏技

インクのシミ取り
 インクのシミはついてすぐなら水で落ちますが、時間が
 たつとそれも難しくなります。そんな時は、レモンのスラ
 イスに塩をかけたものでこすりながら、水洗いしてみま
 しょう。だんだんシミが薄くなってきますよ。

醤油のシミ取り
 シミのついた布の下に4つ折りにしたいらない布をしき
 別の布に酒をたっぷりしみこませ、それで上から押さえる
 と下の敷き布に醤油がうまいこと移ります。
 このとき、こすらないのがポイントです。

コーヒ・紅茶のシミ取り
 放って置くとくととれなくなってしまうので、こぼしたらすぐに水で落とします。
 それで色が残ってしまったようなら、無糖の炭酸水を布にたっぷり含ませてたたくよう
 にしてふき取るか、グリセリンを10%で水に溶かした液で洗うと取れますよ。

ソースのシミ取り
 ソースのシミには、汗止めスプレーがぴったり。
 シミの上から振りかけ、派上あーにソースがしみこんだら、ブラシで払います。
 あとは濡れタオルでたたくように落とします。

口紅のシミ取り
 口紅を水でふき取るのはタブーです。
 なので、汚れた部分にバターを少量つけて、軽くもみ洗いするときれいになります。
 その後、アルコールを含ませた布(化粧水等)で丁寧にたたいて落とします。

マニキュアのシミ取り
 ベンジンやシンナーなどを使ってたたき出すように落とし、その後漂白します。
 ない場合は除光液でも代用ができます。
 綿やポリエステル以外は繊維が傷む場合があるので注意しましょう。

血液のシミ取り
 お湯洗いはタブーです
 必ず水で洗い落とします。
 それでも落ちない場合は、少量の大根おろしをガーゼでくるみ、シミの部分をたたい
 ていきます。

果汁のシミ取り
 時間がたった頑固なシミは、水では落とせないので、酢か重曹を布につけてトントン
 たたくように洗います。
 それでもだめならら、ホウ酸水やシュウ酸を使ってみましょう。

 赤ワインのシミ取り
  赤ワインは白ワインで対応します。
  ティッシュかハンカチに白ワインをつけてトントンたたきます。
 汚れの種類
 油汚れは水で洗ってもなかなか落ちないものです。これは水と油の関係を思いだ
 していただくとよくわかります。水と油は交じり合わないので、油性の汚れは水で
 洗い流そうとしてもなかなか溶け出しません。逆に油性の溶剤を使用すれば同じ
 油性の汚れはすぐに溶け出し、きれいに落ちるというわけです。
 では油性と水性の両方の特性を持つ汚れの場合はまず最初に油性の汚れを落とし
 続いて水性の汚れに取りかかります。先に水で洗うと油汚れと水がくっいて余計に
 落としにくくなります。

衣服に付いた油性汚れ
 まずはいらない布きれ2枚用意します。汚れた部分の下に乾いた布切れを引き
 残り1枚にシンナーもしくは、洗剤とクリームクレンザーを混ぜたものなどをしみ込
 ませます。それを汚れの上に当てて、上から叩いて、上下の布に汚れを溶かし移し
 ていきます。上下の布を汚れていない部分へ移動させながら、何回か繰り返します。
 綺麗になったところで最後に水ですすいで終わりです。少し汚れが残った場合は、
 洗剤を溶かしたぬるま湯でつまみ洗いをするといいです。
 なお合成繊維を使用した衣類などではこの方法だと、色褪せたり生地が痛んだり
 するかもしれません。心配な方はクリーニングを利用するのが無難でしょう。

エタノールを使う
 エタノールとは水にも油にも溶ける物質で、身近なとこだとお酒やみりんの主成分
 としても有名です。エタノールには乳化作用と呼ばれる働きがあって、水と油の間
 に立って両者を結び付けてくれます。引火性が高いので火のもとには十分注意し
 てください。

早めの対処が大事
 汚れ落としは時間が経過しないうちにしましょう。時間がたてば素材への結びつき
 つきもつよくなるので、それだけ強い洗剤が必要になります。そうなると当然素材
 自体への影響(傷みや脱色など)も大きくなります。

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