2017年9月3日日曜日

暮らしの知恵「食のマナー」

 知ってるつもりでいたのに、いざとなったら
 アタフタ・・・結婚記念日に夫とフレンチレス
 トランに行ったら、公衆の面前で赤っ恥・・・
 なんてことのならないよう、転ばぬ先の生活の杖
 
食のマナーを知る
 食のマナーといっても、こむずかしく考える必要は
 ありません。「いっしょにお食事をしてる相手に不快
 感を与えないで、よりスムーズに美しく見える食べ方
 や、フォーマルな席での決まり事くらいは覚えておき
 ましょう」と、いうだけのこと、でも意外に知らないこと
 ってあったりするからご用心アソバセ!
無意識に出している自分の「音」に敏感になって 
 スープやコーヒーなどをズルズル飲んだり、熱いもの
 をフーフーと音を立てて吹いたり、食べ物をくちゃくちゃ
 させてかんだりしてませんか?食事中の音は無意識のうちに出していることが多い
 ものですが、相手はげんなり。食事も失せるというもの。食器と食器がぶつかったり
 フォークをお皿に置いたときのガチャンという金属音も、耳障りになりがちです。
 自分が不快音を出していることに気づいたら、「失礼いたしました」のひと言を忘れ
 ずに。また、せき、くしゃみ、げっぷなどの生理現象はなるべく我慢。どうしてもだめ
 な場合は、せめて口もとをおさえて後ろを向くなどの気づかいをしてください。
 
口の中に料理を入れたまま話をしない
 食事は皆で楽しみたいもの。黙々と食べることに専念する必要はありません。会話に
 加わらずつまらなさそうにしていたり、ひとりだけしらけ顔でボーッと しているのは
 失礼です。でも、だからといって、食べながら話に夢中にならないように!口の中に
 料理を入れたまま話すと、汁やツバがとぶことになりがち。もし相手にかかってしまっ
 たら大変です。また、まわりの人が振り返るほど大声で話したり、笑い声をあげるのも
 タブー。身振り手振りも控えめに。レストランは、大勢の人が共有する公共の場。"自分
 たちが楽しければいい"はた迷惑な行為です。

"~ながら" をやめるとワンランクアップ
 すてきな奥さん!と思わせる秘談は、2つ以上のことを同時にしないこと。なぜかとい
 うと、一度にいくつかの事をすると気が散って、失敗しがちだからです。たとえば乾杯
 のとき、腰を上げながらグラスを持ちがちですが・・・・・立ち上がってからグラスを
 取ったほうが、何倍も上品に見えるもの。一度止まってから次の行動に移れば、うっ
 かりひっくり返したり、落としたりという失敗も少なくなるはずです。
 
食べるスピードは同席者に合わせる
 さっさと食べ終わると相手にプレッシャーを与えますが、皆が終わったのにひとりで
 延々と食べ続けるているのも相手に気をつかわせることにも・・・。せっかちな早食
 い、のんびりマイペースどちらもダメ。主賓か、目上の人にスピードを合わせましょう。

しょっちゅう髪をさわるのは不潔
 うつむく犬食いをすると、どうしても髪をかき上げたくなりがちですが、食事中は不潔
 もし髪が抜けて料理に入ってしまったら、せっかくの食事がだいなしです。

汚れた指をうっかりなめないで
 指に料理の汁などがついたとき、ついペロッとなめてしまうことありませんか?
 家庭ではgお愛嬌ですんでも、外では失笑ものもの。指の汚れは、ナプキンやおしぼ
 りを使って落とすようにしてください。

ひじをついて食べる、ほお杖、腕組み、脚を組む。すべて☓
 ひじをついて食べるのは、食事中もっとも嫌われる行為。手が自由に使えないために
 料理きれいに食べられないし、見た目も美しくありません。また、ほお杖をついたり、腕
 組みをしたりも禁物。とくに女性の場合、"偉そうな態度"と反感を買うことにもなりかね
 ません。そして脚を組んではいけない理由は、体がどちらかに傾くため、不自然な姿勢
 は疲れるので、食事中に何度か脚を組み替えたくなるでしょう。そのときにテーブルに
 足をぶつけてグラスを倒したり、ストッキングを伝線させたり、爪先で隣の人の足蹴とば
 したり!など、とかくトラブルのもと。食事は正しい姿勢で!

食事中はなるべく席を離れないように
 食事が始まったら食べ終わるまでは、なるべく席を立たないのが、基本的なマナーです。
 理由は、相手に「トイレ」連想させたり。「何かあったのでは?」と気をつかわせること
 にもなるため。携帯電話はマナーモードしておく、もちろん電話に出る場合は席をはず
 してから。食事中のメールチェックも控えましょう。
 
残さない、食べ散らかさないを心がける
 出されたものは残さないのが、正しいマナー。でもどうしても食べきれないと思った
 ら、あらかじめ取り分けておきましょう。
 和食や洋食のコース料理のようにひとり分ずづサービスされるメニューなら、テイク
 アウトをお願いするのは恥ずかしいことではありません。中華や立食いなどでは、いっ
 たん皿に取った分は食べきること。つまみ食い的にあれもこれもと手を出したあげく
 結局残すようなことがないようにしましょう。そしてもしどうしても残すことになっ
 たら皿の端にまとめて、汚らしくならないようにして。
  

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