虫歯予防の新常識 あなたの歯磨きは間違っていますよ。
しっかり歯ブラシで歯を磨いているのに、虫歯に
なってしまう。実は虫歯菌にたいする考え方や歯磨
きの方法が間違っていたんです。
こちらでは虫歯予防の新しい情報をご紹介いたします。
虫歯の一番の原因は砂糖やチョコなどの甘いもを食べて
虫歯菌が増えることが原因と考えがちですが、実は虫歯菌
はごはん、パン、パスタなどの主食となる炭水化物が大好きでこれが本当の原因です。お肉の脂肪や納豆、豆腐などのタンパク質は虫歯のエサにならないので、虫歯の原因にはなりません。砂糖も炭水化物なので、しっかり虫歯の原因になります。虫歯はエサの炭水化物を食べた後に、酸を排出します。この酸が歯を溶かします。虫歯は虫歯菌が持っている「やり」 でぐりぐり削るのではありません 。
虫歯菌のイメージを変えよう
ごしごし磨くのが正解?
従来の歯磨きの考え方は「食事が終ってお皿に残った食べものやソースなどを洗い流
す感じで歯磨きを考えています。お皿を洗えばきれいになりますが、歯磨きではこうは
いきません。実は歯に食べものがこびりついています。これがプラーク、歯垢になります。
もっと分かり易く言うと、お台所の三角コーナーにある容器にこびりついている「ぬめり」
です。ぬめりはさっと洗っただけでは落ちずらいです。簡単にはきれになりません。
このぬめりを取るイメージで歯磨きをします。
歯磨きで大切なことは?
あなたが歯磨きで意識していることは、
・歯を何分間磨けばいいのか?
・食事前、食事後のいつ磨けばいいの?
・一日何回磨けばいいの?
と時間やタイミング、回数を考えてしまいますが、本当に意識してほしいことは、
磨き残しを可能な限り無くそうとすることです。
電動歯ブラシや普通の歯ブラシは全体をまんべんなく磨くというものなので、歯のくぼんだ部分が磨き残しになります。歯磨きの主役は、歯ブラシではなく、補助器具の歯間ブラシ、
糸ようじ、一本ブラシが主役なんですね。
磨き残し率はどれくらいだと思いますか?
歯医者さんに行って赤いものを口に含んで赤色の濃さで磨き残しがわかりますが、
歯ブラシでは丁寧に時間をかけて最高にきれいに磨けて50%の磨き残しになります。
半分以上は磨き残しになっています。この磨き残しを改善するために先ほどの補助器具
の歯間ブラシ、糸ようじ、一本ブラシをを使うと25%の磨き残しまで減ります。
理想の磨き残し率は20%前後なので補助器具を使うことによってすばらしい効果が
現れます。
磨き残しを減らす磨き方
あなたが3分間まるまる歯ブラシで磨いるならば、2分間は補助器具の歯間ブラシ、
糸ようじ、一本ブラシを使い、残り1分を歯ブラシで磨きます。磨き残しがでる部分を
最初にやって、残り1分間を仕上げるように歯ブラシを使う。
糸ようじ
すきっぱになるイメージですが、歯茎に触らなければ問題ありません。
歯磨き粉の使い方
虫歯菌は必ずあなた口にいます。食事をするたびにエサがたくさんある
ので、虫歯菌は大活躍します。食べると虫歯菌の酸によって歯が溶けて
虫歯の原因になります。歯をしっかり再生する成分あります。それがフッ素
なんです。最近のトレンドは歯磨き粉の少量(ちょっと乗せ)が主流ですが、
歯を再生させるには歯磨き粉の量は多めがいいのです。できれば、フッ素
で歯を再生させてたいので、歯磨きが終わったらなるべくすすがない。盃1
~2杯 ちょっとの水だけで掃き出す。ただちょっと気持ち悪い。ではどうす
るのか?一度磨いてすっきりすすいだ後に、もう一度歯を軽く磨く。すすが
ない歯磨き粉も販売しているのでこちらを使うのも手です。
虫歯にならない食べ方
虫歯にならない食べ方は、だらだら食べない
例えば、砂糖が入ったコーヒーを1時間のかけて飲んでいる間は、虫歯菌
にずっと炭水化物のエサを与えていることになります。おやつや間食も食べ
終わる時間を決めて、よく噛んですぐに食べ終わる。だらだら食べない。
また夜に歯を磨かないと、唾液の量も減るので虫歯菌が大活躍して酸を
だして虫歯になります。
キシリトールガムは?
歯を磨いたあとに食べるといいの?
キシリトールガムの甘味は虫歯菌が食べても酸をだしません。
ガムを噛んで唾液をたくさんだすことは歯にとって酸を中和させるので虫歯
になりにくくなります。
歯医者さんにいく目的を変える
歯医者さんには虫歯になってからいくのではなく虫歯になる前の予防としていきます。
虫歯の治療の2/3以上は、虫歯を直したところの再治療が占めています。
一度の治療では完治しない、繰り返します。虫歯になったあとのことを考えれば、
治療時間やお金の節約になります
歯医者さんに行って唾液の検査をしてあなたの虫歯菌が多いのか少ないのか調
べてもらいましょう?
2017年9月29日金曜日
虫歯予防の新常識
9:45
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