2017年9月5日火曜日

もはや家庭の常識?

もはや家庭の常識?真空保存の特徴と活用方法!
冷蔵庫の余った食材を保存したい、食べきれなかった
料理がもったいない、そのようなときに便利なのが真空
保存という方法です。主婦や料理好きの方は真空保存
という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでし
うか。真空保存とは食材を専用の容器に入れ、中の空
気を抜き取ることで鮮度を保ったまま密封・保存できる
というものです。今回は食材が新鮮なまま保存できる
仕組みや、真空保存することで得られるメリットについ
て紹介します。

真空保存はなぜ効果的?劣化を抑えるメカニズム
そもそもなぜ食材や料理が劣化してしまうのかというと、その原因は空気中の酸素にあります。食材は酸素に触れると酸化や乾燥を起こします。そのため、真空保存をすることにより空気を遮断し、食材の鮮度を長く保てるようになるのです。また、酸素に触れないことで雑菌の繁殖やカビの発生も防いでくれます。ラップやファスナー付き保存袋と比べると、真空パックは密閉度が高いという特徴があります。そのため作りすぎてしまった料理はもちろん、買いすぎてしまった食材の鮮度を保ちつつ、長期間保存しておきたいときにも重宝します。冷蔵庫や冷凍庫で食材を長期間保管すると、におい移りが気になるというケースは多いものです。しかし真空保存なら気になるにおいも一緒に閉じ込めてくれるので、におい移りを気にせずに保存することができます。

保存期間はどの程度?食材によっても違う?
保存状態や食材により期間は異なりますが、真空保存をすることにより、肉類であれば通常の2倍程度長く保存できるといわれています。例えば通常保存で3日ならば真空保存の場合5日程度、魚の場合も同程度の保存期間になります。豆やアーモンドといった乾燥食品は、もともとの保存期間が長いこともあり、真空保存の場合は1年~2年保存できるケースも多い傾向にあります。また、通常保存だと日持ちさせることが難しいスープやシチューといった汁物も、真空保存なら一週間程度の保存が可能です。作りすぎて食べきれなかった場合や、毎日だと食べ飽きてしまうという料理の残りも、小分けにして真空保存することで、日を置いて楽しむことができるでしょう。
■食品別真空保存期間 目安表
http://www.daisaku-shoji.co.jp/p_freshpackpro_store.html

大いに活用しよう!真空保存のメリット
使いきれなかった食材を真空保存することはもちろん、料理の下ごしらえとして活用するのも便利な方法です。あらかじめ野菜やお肉に下味をつけておき、そのまま真空保存をしておきます。すると食材にぐんと味が染みこみやすくなるのです。食材の鮮度が良いうちに真空保存することで、うまみをギュッと閉じ込めることができます。こうして下ごしらえを済ませた食材をいくつか冷蔵庫にストックしておくことで、毎日の料理時間を大幅に短縮できるでしょう。また、夕飯の残りを真空パックしておき、朝食やお弁当のおかずとして使用するのも便利な使い方です。真空パックはそのまま湯煎や電子レンジ使用できる商品が多く、毎日仕事や家事に忙しい現代人の食生活をサポートしてくれます。

おすすめの真空保存容器と真空パック機と言えばコレ!
真空保存できる商品を検索すると、多くの種類があり迷ってしまうものです。そこで今回は、いくつかのおすすめ商品を紹介します。まず紹介するのが「ハンディフードシーラースターターセット」です。この商品は真空保存容器と真空パック機がセットになっているので、用途に応じた使い方ができるのが魅力です。真空保存容器には吸引口があり、食材を詰めてチャックをした後に、マシンを直接あて中の空気を吸引する仕組みになっています。また、蓋型のフードシーラーリッドと呼ばれる専用の保存容器なら、食材を袋に詰め替えず食器に入ったままの状態で保存が可能です。コードレスに使用できるのもポイントで、キッチンだけでなく食卓など幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。次におすすめするのは、覚えやすいネーミングと使い勝手の良さで女性の心を掴んでいる「真空パックん」です。真空パックんの特徴は何といっても、真空圧力が調整できるという点です。ノーマルに加えソフトという脱気モードがあり、割れやすくデリケートな食材も保存しやすいというメリットがあります。本体がスリム形状なので置く場所を選ばず、デイリー使いしやすいのが人気のポイントでしょう。

まとめ
私たちが毎日生活を行ううえで大切な基盤となる食事。料理をするときに食材が余らないよう、試行錯誤しながらメニューを考えるのは意外と大変なものです。毎日の料理に真空保存を取り入れることにより、食材の無駄やメニュー決めに悩む頻度を減らすことができるでしょう。また、食材を無駄にしない以外にもメリットは多くあります。作りすぎてしまった料理を保存して朝食に利用する、お弁当用おかずとしてストックしておくなど使い方は様々です。家族が多く家事の負担を減らしたいという方はもちろん、一人暮らしで食材がいつも余ってしまいがちという方にもおすすめできます。特に一人暮らしの方は冷蔵庫が小さく、食材をストックしておくスペースがないというケースも多いかもしれません。食材や余った料理を真空保存しておくことで、省スペースに繋がり冷蔵庫内をすっきり収納しやすくなるでしょう。








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