通販サイトを装うメールから詐欺サイトへ誘導
通販サイトやクレジットカード会社を騙る
フィッシングメールには注意が必要です。
フィッシングメールは、メール本文内のURL
リンクから通販サイトなどの正規のログイン
ページにそっくりの偽サイトに誘い込み、そこで
入力させたID/パスワードや個人情報、クレジット
カード情報などをだまし取ることを目的にばらまか
れる迷惑メールです。実際に、大手通販サイトを装って
「今すぐお支払い情報を更新する必要があります」など
と呼びかけるフィッシングメールが確認されています。この例では、
「7日以内に更新しないとアカウントが削除されます」といった文言で
受信者にプレッシャーを与え、本文内のURLリンクを開くよう仕向けます。
このほかにも、注文確認メールを送りつけ、「心当たりがない場合はキャ
ンセルしてください」と書かれたURLリンクから偽サイトへ誘導する手口が
見つかっています。荷物の受け渡しが増える時期でもあることから、著名な
配送業者を装う不在通知メールにも警戒が必要です。本物と見分けがつかない
レベルで作り込まれる偽サイトでは、だまされていることに気づかずに求めら
れた情報を入力してしまうかもしれません。偽サイトの入り口となるメール本文
やSNS投稿内のURLリンクを不用意に開かないことが重要です。なにかの拍子に
情報入力を求めるWebサイトにたどり着いた場合も、必ず偽サイトを疑ってくだ
さい。メールに不自然な日本語が含まれていたり、情報入力を求めるWebサイト
がSSL(※)に対応していなかったりした場合は偽物と判断するのが無難です。
※SSLは第三者による通信の読み取りを防いでくれる仕組みです。SSL対応のWeb
サイトでは、アドレスバーのURLが「https://」で始まり、「鍵マーク」が表示さ
れます。「自分がフィッシングメールに引っかかることはない」などとあなどって
はいけません。ますます巧妙化するネット詐欺の手口を知った上で、安全にネット
を楽しみましょう。
ネット詐欺に引っかからないための3つの心得
ネット上での個人情報や金銭に関わる情報の入力は慎重に行う
ネット利用時に個人情報や金銭に関わる情報の入力を求めるWebサイトにたどり
着いたら、必ず一度立ち止まってサイトが本物かどうかを確認しましょう。特に、
友人や見知らぬ人物からのメッセージやネットを見ている際に突然誘導された場合
には、一度詐欺の可能性を疑いましょう。「セキュリティ上の問題」、「法律違反」
といった不安にさせる内容や、「24時間以内に」、「いますぐ」といって対応を急
がせる内容のメッセージには特に注意してください。少しでも違和感を覚えたら、
いったん操作を止めて周辺の詳しい人に相談したり、表示されているメッセージや
企業名をネットで検索したりして、詐欺かどうかを確認しましょう。
パソコンやスマホでセキュリティソフト(アプリ)を利用する
セキュリティソフトは、ネット詐欺被害の発端となる不正サイトへのアクセスを未然
に防いでくれます。新たな脅威に対抗するため、セキュリティソフトを常に最新の
状態にして利用しましょう。
ネット詐欺の手口を知る
セキュリティ会社などが発表する注意喚起情報に目を通し、ネット詐欺の手口や狙い
を知れば、だまされるリスクを軽減できます。実在する企業から届いたメールやSMS
が少しでも怪しいと感じたら、GoogleやYahoo!などの著名な検索サイトからその企業
のホームページにアクセスし、詐欺の注意喚起がないかどうか確認してください。フ
ィッシング対策協議会のホームページでもフィッシングに関するニュースが随時報告
されているので参考にしてください。
フィッシングに関するニュース|フィッシング対策協議会
https://www.antiphishing.jp/news/
友人のSNSメッセージや投稿に違和感を覚えた場合も、電話もしくは直接会って友人と話し、事実確認を行いましょう。
ネット詐欺に遭ってしまったかも感じたときの2つの適切な対処法
無視する
詐欺サイトに遭遇してしまったかもと感じたら、速やかにページを閉じて無視する
のが一番の対処法です。フィッシングサイトでは、だまされて入力しない限り情報
を盗られることはありません。身に覚えのない請求画面が表示された場合も金銭の
支払いはもちろん、業者への連絡も不要です。
※ページを閉じられなくなった場合
詐欺サイトに遭遇すると、ページの「×」ボタンを押しても一向にタブを閉じられ
なくなったり、何度閉じても数分おきにポップアップが表示されたりすることがあ
ります。この場合、以下の方法を試せば、問題を解消できる場合があります。
・パソコンの場合
Windowsの場合:「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを同時に押してタスクマネ
ージャーを起動し、Webブラウザを強制終了しましょう。
Macの場合:「Command」+「Option(Alt)」+「Esc」キーを同時に押して
アクティビティモニタを起動し、Webブラウザを強制終了しましょう。
・スマホの場合
こちらの記事を参考に、Webブラウザの閲覧履歴データ(キャッシュ)を消去し、
端末を再起動しましょう。
不安になったら相談する
ネット詐欺に引っかかってしまったかもと不安になったときは、警察庁や国民生活
センターの相談窓口に連絡し、具体的な対処方法を確認しましょう。
警察庁 インターネット安全・安心相談 ※具体的な相談は都道府県警察の窓口へ
https://www.npa.go.jp/cybersafety/
独立行政法人 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html
通販サイトやクレジットカード会社を騙る
フィッシングメールには注意が必要です。
フィッシングメールは、メール本文内のURL
リンクから通販サイトなどの正規のログイン
ページにそっくりの偽サイトに誘い込み、そこで
入力させたID/パスワードや個人情報、クレジット
カード情報などをだまし取ることを目的にばらまか
れる迷惑メールです。実際に、大手通販サイトを装って
「今すぐお支払い情報を更新する必要があります」など
と呼びかけるフィッシングメールが確認されています。この例では、
「7日以内に更新しないとアカウントが削除されます」といった文言で
受信者にプレッシャーを与え、本文内のURLリンクを開くよう仕向けます。
このほかにも、注文確認メールを送りつけ、「心当たりがない場合はキャ
ンセルしてください」と書かれたURLリンクから偽サイトへ誘導する手口が
見つかっています。荷物の受け渡しが増える時期でもあることから、著名な
配送業者を装う不在通知メールにも警戒が必要です。本物と見分けがつかない
レベルで作り込まれる偽サイトでは、だまされていることに気づかずに求めら
れた情報を入力してしまうかもしれません。偽サイトの入り口となるメール本文
やSNS投稿内のURLリンクを不用意に開かないことが重要です。なにかの拍子に
情報入力を求めるWebサイトにたどり着いた場合も、必ず偽サイトを疑ってくだ
さい。メールに不自然な日本語が含まれていたり、情報入力を求めるWebサイト
がSSL(※)に対応していなかったりした場合は偽物と判断するのが無難です。
※SSLは第三者による通信の読み取りを防いでくれる仕組みです。SSL対応のWeb
サイトでは、アドレスバーのURLが「https://」で始まり、「鍵マーク」が表示さ
れます。「自分がフィッシングメールに引っかかることはない」などとあなどって
はいけません。ますます巧妙化するネット詐欺の手口を知った上で、安全にネット
を楽しみましょう。
ネット詐欺に引っかからないための3つの心得
ネット上での個人情報や金銭に関わる情報の入力は慎重に行う
ネット利用時に個人情報や金銭に関わる情報の入力を求めるWebサイトにたどり
着いたら、必ず一度立ち止まってサイトが本物かどうかを確認しましょう。特に、
友人や見知らぬ人物からのメッセージやネットを見ている際に突然誘導された場合
には、一度詐欺の可能性を疑いましょう。「セキュリティ上の問題」、「法律違反」
といった不安にさせる内容や、「24時間以内に」、「いますぐ」といって対応を急
がせる内容のメッセージには特に注意してください。少しでも違和感を覚えたら、
いったん操作を止めて周辺の詳しい人に相談したり、表示されているメッセージや
企業名をネットで検索したりして、詐欺かどうかを確認しましょう。
パソコンやスマホでセキュリティソフト(アプリ)を利用する
セキュリティソフトは、ネット詐欺被害の発端となる不正サイトへのアクセスを未然
に防いでくれます。新たな脅威に対抗するため、セキュリティソフトを常に最新の
状態にして利用しましょう。
ネット詐欺の手口を知る
セキュリティ会社などが発表する注意喚起情報に目を通し、ネット詐欺の手口や狙い
を知れば、だまされるリスクを軽減できます。実在する企業から届いたメールやSMS
が少しでも怪しいと感じたら、GoogleやYahoo!などの著名な検索サイトからその企業
のホームページにアクセスし、詐欺の注意喚起がないかどうか確認してください。フ
ィッシング対策協議会のホームページでもフィッシングに関するニュースが随時報告
されているので参考にしてください。
フィッシングに関するニュース|フィッシング対策協議会
https://www.antiphishing.jp/news/
友人のSNSメッセージや投稿に違和感を覚えた場合も、電話もしくは直接会って友人と話し、事実確認を行いましょう。
ネット詐欺に遭ってしまったかも感じたときの2つの適切な対処法
無視する
詐欺サイトに遭遇してしまったかもと感じたら、速やかにページを閉じて無視する
のが一番の対処法です。フィッシングサイトでは、だまされて入力しない限り情報
を盗られることはありません。身に覚えのない請求画面が表示された場合も金銭の
支払いはもちろん、業者への連絡も不要です。
※ページを閉じられなくなった場合
詐欺サイトに遭遇すると、ページの「×」ボタンを押しても一向にタブを閉じられ
なくなったり、何度閉じても数分おきにポップアップが表示されたりすることがあ
ります。この場合、以下の方法を試せば、問題を解消できる場合があります。
・パソコンの場合
Windowsの場合:「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーを同時に押してタスクマネ
ージャーを起動し、Webブラウザを強制終了しましょう。
Macの場合:「Command」+「Option(Alt)」+「Esc」キーを同時に押して
アクティビティモニタを起動し、Webブラウザを強制終了しましょう。
・スマホの場合
こちらの記事を参考に、Webブラウザの閲覧履歴データ(キャッシュ)を消去し、
端末を再起動しましょう。
不安になったら相談する
ネット詐欺に引っかかってしまったかもと不安になったときは、警察庁や国民生活
センターの相談窓口に連絡し、具体的な対処方法を確認しましょう。
警察庁 インターネット安全・安心相談 ※具体的な相談は都道府県警察の窓口へ
https://www.npa.go.jp/cybersafety/
独立行政法人 国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html