トイレの床で水漏れが発生する原因とは?
業者に頼まずとも自分で修理可能!?
「あれ?トイレの床が濡れている!」そんな時は焦りますね。修理業者を呼ぶ前に、水漏れの原因を探ってみましょう。意外と簡単に解決するかもしれません。
水漏れ箇所を突き止める
まず、どこから水が漏れているか場所を特定します。
一旦床をきれいに拭いた後に乾いたタオルを敷き、しばらく放置し
てどこから濡れてくるか見極めましょう。多いのは、便器やタンクの
結露です。タンクの結露を拭いたり、換気扇を回して湿気を追いだ
すと解決します。また、結露や水道パイプの水漏れは無色無臭で
すが、臭気がしたり濁った水の場合は汚水漏れの可能性がありま
す。古いトイレだけでなく、新築でも施工が甘かったりすると汚水漏れを起こします。
その場合は施工メーカーに連絡し、保証期間内であれば無償での修理も可能です。
自分で修理
トイレの水を流した時のみ水が漏れる場合は、タンクと便器を接続している配管から
の水漏れでほぼ間違いありません。接続部分はタンク側、便器側、その中間の3所
です。水漏れ箇所を特定したら、ナットを締め直すだけで水漏れが止まることも。また
水漏れがごくわずかであれば、自己融着テープを巻くだけで解決します。
ゴムパッキンの劣化なら、止水栓をしっかり閉めてから自分で修理してみましょう。
融着テープやゴムパッキンはホームセンターなどに売っています。そのほかにも、意外
な原因で水漏れしている可能性があります。チョロチョロと水が止まらないときの対処
法と合わせて、次のようなことが考えられます。
犯人はウォシュレット?
意外に多いのが、ウォシュレットからの水漏れです。設置して長い年月が経つと、ウォ
シュレット本体のタンクや接続部分から水漏れすることも。最近のウォシュレットは構造
も複雑で、電子機器も入っているので素人が修理するのは危険です。品番と購入時期
を調べてメーカーに問い合わせましょう。出張費や部品代で高額になるなら、買い替え
の時期かもしれません。
チョロチョロを止める
便器の中の水漏れですが、水を流したあともずっとチョロチョロと便器に水が流れて
止まらない時はありませんか。そんな時は浮き玉が正しい位置にないことが多いの
で、トイレタンクの蓋を開けてみて下さい。浮き球が外れていたら戻すだけで解決し
ます。あなたのトイレ、水漏れは大丈夫ですか?きっちり対策しておきましょう。