2017年10月13日金曜日

スマホの発熱に要注意!

スマホはなぜ熱くなる? 故障にもつながるスマホの発熱に要注意!
 ポケットに入れていたスマホが異様に発熱し、生地越し
に肌まで熱々……といった経験は誰しもがあるはず。な
ぜ発熱するのか、発熱を抑える方法は? 発熱したらど
する? など、スマホの熱対策を考えてみよう。
◆「熱い」と感じたスマホは、すでに
         耐熱限界を超えている!? 
 皆さんは普段、スマホをどのように持ち歩かれて
 いるだろう。男性の場合はポケットに入れる方も
 多いだろうが、悩ましいのがスマホの発熱だ。
 スマホの発熱&発火 で飛機への持ち込みが
 禁止されたり、同じくリチウムイオン・バッテリーを採用
する車載ポータブル・カーナビが発火して車ごと炎上……などというニュースを
見るにつけ、「大丈夫なのか!?」と不安に感じる方も少なくないはず。皆さん御
存知の通り、スマホが熱くなる最大の要因は、リチウムイオン・バッテリーの発
熱だ。このリチウムイ オン・バッテリーには、「熱に弱い」という特性=デメ
ットがついてまわる。人間が「熱い」と感じるなら、その温度は50度近くになっ
ているはず。お風呂で40度のお湯なら普通でも、50度の温泉には熱くて入れない
ことをイメージしてみよう。AndroidiPhoneも、大半の機種は4045が保管
温度の上限とされている。つまり、「熱い!」と感じた際は上限を超えているわけ
だ。この上限温度を超えると、バッテリーの劣化が進むことも知られている。バッ
リー交換ができないスマホを長持ちさせるためには、発熱を抑えることも重要な
 のだ。ちなみに、スマホの基盤部分は100度の熱でも耐えられる設計になってい
 る。発熱が即、故障となるわけでは ないので、「熱いと壊れる」といったジンク
 スは話半分程度に聞いておけばいいが、なかには熱に弱いパーツもある。あまり
 にも気にしなさすぎはよくないようだ。 
◆すぐにできるスマホを発熱させない対策方法
   発熱の要因は多々あるものの、「ただ持ち歩くだけで発熱する」場合は、バック
   グラウンドで動作しているアプリが怪しい。 たとえば位置情報(=GPS)を要求
  するアプリは、絶えず動作し、スマホを発熱させている。位置情報の利用設 定を
  見直し、最低限、必要なアプリだけにしてみては?使わないときはスリープ状態
  にするクセもつけたい。手帳型ケースではそのままにしがちだが、スマホ背面を
  ケ ースで覆っている時点で、すでに発熱要因になってしまっていることもお忘れ
  なく。スマホを入れるポケットも考えよう。風通しがいいシ ツの胸ポケットなら、
  熱も籠らない。ジャケットの内ポケットも、意外に生地越しの風通しがある。
 もっとも熱がこもりやすいのは、パンツの両サイドにあるポケット。生地との密着
  度も高く、歩いたり動くことで生地と擦れる機会も多い。また、電車や車などでの
  移動中も気をつけたい。電波状況が不安定だと、スマホが電波を探すため動作し続
  け、 発熱しやすい。長時間の移動時は、ポケットからスマホを出しておいた方がい
  いかもしれない。
 ◆スマホ発熱後の冷却にも注意!
   実際に熱くなってしまったスマホは、ポケットから取り出してケースを外し、自然
   放熱させよう。ここで気をつけたいのは、一気に冷やさないこと。急激な温度変化
  で本体内に結露が発生し、故障の要因になりかねない。冷蔵庫などに入れるのもご
  法度。扇風機やエアコンの前に置いて冷やすのも、やめた方がいい。防水スマホだ
  からといって水につけるなど、論外だ。「スマホは熱くなるもの」だと、気を使わ
  ない方も多いスマホの発熱対策。問題が生じてからでは遅いので、少しだけでも普
  段から気にかけてみよう。


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