2019年1月4日金曜日

結露防止の裏技

ちょっとした工夫で結露とさよなら!
 冬になると、窓やサッシの周りにびっしりと付く結露
 カビやダニの発生によるアレルギーを引き起こしたり
 家の腐食の原因になったりするため、そのままにして
 おくわけにはいきません。しかし忙しい朝に毎日ふき取
 るのも大変です。何とかしたいと悩んでいる方も多いの
 ではないでしょうか。冬の朝を憂うつにする結露の対策
 方法をいくつか紹介します。結露の煩わしさから解放さ
 れた、快適な生活を手に入れる参考にしてみて下さい。
<結露の原因>
 窓やサッシ・壁などに水滴を付ける結露。その原因には2つあります。
 1つ目は室内と室外の温度差が大きいこと、2つ目は室内の温度が高い
 ことです。冬の間、暖房によって家の中はぽっかぽっかに暖められます。
 窓を閉め切ることも多いため、人が生活して発生する湿気もこもってし
 まいがち。そんな室内の暖かく湿気の多い空気が窓から伝わってくる冬
 の冷たい外気に冷やされて、窓や壁に発生するのが結露です。
<結露を放置した場合に起こるトラブル>
 何らかの結露対策を起こっていたいと、冬場は窓の結露が毎日のように
 発生します。最初の頃は雑巾で丁寧に拭き上げていたけれど、次第に面倒
 くさくなり、そのうちやめてしまったという方もいるでしょう。けれど結
 露をそのまま放置しているとさまざまなトラブルに発生します。もっとも
 起こりやすいトラブルがカビです。水滴が流れてたまる窓枠の下の方をよ
 く見るとすでに黒い点々があるかもしれません。サッシの色が白でなくて
 黒や茶色だと、カビが発生していることに気づきにくいですがカビは放置
 しているとどんどん成長します。カビはアレルギーの原因になるほか肺炎
 を引き起こす原因になるほど、とても危険な細菌です。家族の健康を守る
 ために、早め早めに除去する必要があります。
<結露対策>
 ●換気
  結露の原因となる湿気を家の中から追い出すために換気扇を回しましょう
  特に料理中や入浴中、室内干しをしてる時など湿気が発生しやすい状態の
  ときには必ず換気扇をつけるようにしてください。
 ●暖房器具の種類
  暖房器具には開放型と非開放型の2種類があります。開放型と呼ばれる
  暖房器具には石油ストーブ、ガスストーブ、石油ファンヒーター、ガス
  ファンヒーターがあります。これらの暖房は燃焼の際に大量の水蒸気を
  発生させるため、部屋を暖めるたびに部屋の湿度がぐっと上がります。
  さっそく、いま家庭にあるもので手っ取り早く結露対策をしたい方にお
  すすめなのが食器用洗剤を水で薄めた液で窓ガラスなど結露しやすい部
  分を拭きあげるという方法です。まずガラス面の汚れをきれいに拭き上
  げておき、おおよそ10倍から20倍の水で薄めた洗剤で丁寧に拭き上
  げます。これで、ある程度の水はじき効果が得られますが効果はあまり
  長く持たないので、定期的にコーティングする必要があります。又結露
  の度合いがひどい場合は、完全に結露を防ぐのは難しいかもしれません。
  換気や除湿をの頻度を多くするなどして2重、3重の対策で結露をガー
  ドしましょう。
<結露防止するグッズ>
 ●結露防止シート(断熱シート)
  窓に貼ることで断熱効果により結露を防止します。
  夏場は冷房効果率を上げることも出来るため1年中窓に張ったままで
  よさそうです。かわいい柄が書いてあり、裏面にシール加工が施されて
  いるものが結露防止シートとして販売されていますが、一般的な緩衝材
  (いわゆるプチプチ)でもすることが出来ます。
<出来てしまった結露対策>
 結露への対策法を紹介してきましたが、それでも結露ができてしまった
 場合にはきちんと拭きとらなければなりません。最も手軽にできるのは
 雑巾での拭き取利です。水滴の量が多い場合は雑巾だと少し面倒です。
 そんな時は結露取りワイパーを使いましょう。
「結露給水テープ」
 結露した水滴が窓の下に溜まるのを防ぎたい場合は結露給水テープがオ
 ススメです。窓の下部にテープを貼っておけば下に落ちてきた水滴を吸収
 してくれるため、窓枠やさんにカビが発生するのを防いでくれます。
 給水テープがないという方は、新聞紙で代用することも出来ます。夜に
 新聞紙を貼り付けて朝に剥がせば、使い捨てができるので便利です。新聞
 紙で窓掃除をするとインクの成分が油汚れを分解しワックスのようコーテ
 ィングしてくれるので、結露を取った新聞紙でついでに窓ふきまでしてし
 まえば一石二鳥ですね。

        <窓をキレイにして冬を快適に>



 

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